思った以上においしくできたルンプルをみんなにあげてしまって、私は食べてないとイウィンさん。前にも一度もらいに行ったことのある国道沿いのバナナの木のある家へピンポ〜ン。いくらでもいいですよと、気のいいおばさんが顔を出してくれた。10本以上あるバナナの木(草なのかな)から新しい葉がぐるんぐるんとたくさん出ているのを、ナイフで切り取って行く。カエルケチャにカレーを差し入れてくれたIさん宅へ葉を届けに行く。ルンプルを作ってみようと、神戸で材料ばっちりそろえたそうだ。2回目のルンプルは、さらにおいしくできた。

 まだまだ葉っぱが余っているので、Carang Gesing(チャラン・グシン)というお菓子も作った。ココナツミルクと寒天と卵の黄身を混ぜ、バナナのスライスを入れる。バナナの葉で包んで蒸し器で蒸すと出来上がり。後で、youtubeでレシピを見ると寒天は使わないようだが、むしろこの方がおいしそうではある。

 これを持ってまたまたカエルケチャの会場のKさん宅へ行くと、夕暮れの坂の上に白いぼんぼりがたくさん光っている。よく見ると白以外にもたくさん紫陽花が咲き始めている。よそより少し遅いみたいだ。降り出しそうな中、パパパッと摘んでくれたバジルと紫陽花をたくさんもらった。にんにくの大きなの1欠け、赤唐辛子1本をオリーブ油でゆっくり煮るように炒める。庭のトマト1つを賽の目にして投入、バジルを大量に投入、パスタのお湯を投入、黒胡椒をゴリゴリ、塩をパパッ、パスタと和えたら、パルメザンチーズもパパッとかけてできあがり。うまい。さて、ここからどうなれば長者になるのか。

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